by ヒラマリコ
窓をずっと眺めているシーンって、どんな時だろう?って考えたら、
こんなシチュエーションが浮かびました。
窓の向こうに現れる人物を待つ気持ち。
そんな女心を表現してみたかったのですが、
いかがでしょう?(*^_^*)
以下、作品本文です。↓
窓越しに彼の人を待つ。
「仕事が終わったから、いまからそっちに行く」
そんな連絡が来て、
もうすぐ、あの人がやって来る。
二週間ぶりに会うあの人は、
きっと、二週間前よりも日焼けした肌に、
洗いざらしのシャツを着てやってくるに違いない。
今日は小雨が降っているけど、
絶対、カサもささずにやってくるだろう。
ここに入ってきたら、
きっと、伸びた髪にかかった雨を、
頭をふって払って、
そして、ジーンズの足を
投げ出したみたいに組んで座るだろう。
座ったら、いきなり仕事の話をはじめて、
楽しそうに、
子供のような顔で語るはず。
ひとしきり話して、ずいぶん経ってから
「どうしてた?」
って聞くだろう。
短いけれど、
彼と私の時間が交錯する時。
とても、待ち遠しい。